戦争により、ベットに横たわり、苦しんでいる市民を静かに見守る事しかできない。迫りつつある戦争を目前にして、市民の地域と家族における存在の尊厳が失われている。それぞれの生活が戦争で割かれ分離しても、家族や地域の絆を保つのは市民である。しかしながら、他人や部外者などから見れば、市民は微かな存在にすぎないであろう。それはそれぞれの戦争の持つ悲惨な歴史を他人や部外者には、共感できない事にもよる。第二次世界大戦の戦争から原爆による終止符の犠牲で、市民は多くの辛酸を受けた。その戦争と貴重な経験による平和市民が読み継いだ「思い出の戦争小説記」を授けたい。これから戦争の荒波を渡ろうとしている市民代弁者として思い出の戦争小説記をまとめる。ささやかな戦争のメッセージである思い出の戦争小説記を平和市民に送り捧げたいために。これから人生の羅針盤として思い出の戦争小説記を多くの平和市民の心に送りたいために。
アジア平和の市民連盟 Asian No War Friends (ANWF)
2016年4月25日